https://youtu.be/lY_SfCtgCPs?si=CAeCxPWMcUEd9llW
えー、恒例のコーナーでございます。えー、私の本がですね、ドイツで累計34週ベストセラー1位になってるわけなんですね。で、これは本当にあのびっくりで、日本で言うとあの、えー、『相棒』に当たる刑事ドラマの中でですね、犯人があの『生きがい』を読んであの人生を反省すると。この『生きがい』を読んでちょっと私もなんか、うん、人生なんか考え直そうかな、みたいなとこで使われるというですね、大変な意外な展開になっているわけでございますけども。まあ『生きがい』今のところ35カ国でですかね、私のロンドンの版元にこの前あのロンドン行って打ち合わせした時聞いた時35カ国で出版されてるということで、えー、本当にありがたいことだと思うんですけど。この『生きがい』がですね、えー、今バズワードになっているわけですね、えー、世界的な。で、すごく責任を感じていて、もういろんな今国の方といろんな会話をしてるんですけど。そんな中であの、えー、今年一番驚きの展開は、あのMITのレックス・フリードマンのポッドキャストでという言葉がバズったことで、『リスク』という言葉がバズったんですよね。で、あの、これAIと人間がどうこれから、えー、付き合っていくかってことを考えた時に『生きがい』が非常に大きなキーワードになるということで。で、私もですね、今あの東京大学の駒場キャンパスの社会、えーと社会連携講座ですね。えー、グリコが、えー、お金を渡してくださってるんですけど、その社会連携講座の方で、えー、今、えー、いろいろその、えー、研究してるんですが、池上高志さんとですね、いろいろやってるんですけど。その中でもその『生きがい』というのが非常に大きな研究テーマになってきています。で、その研究の詳細はもちろん科学者なんでね、論文で報告するんでちょっと詳細は言えないんですけど。ただ現時点でちょっと皆さんにお伝えしたいことがありまして。じゃあなんであの今世界的に、えー、注目されてるのかってことについてですね、えー、まあ提唱者の一人である私も、えー、考えてるわけなんです。
けど理論的に言うとこれ実はですね、えー、非常に面白いことがありまして。プロキシゴール、プロキシゴールっていうのはカノニカルゴール、プロキシっていう言葉、よくコンピューターサイエンスとかITとかで使われると思うんですけど、あのプロキシ、カノニカルゴールとは違うものだということになると思うんですね。で、これどういう意味かというとですね、皆さんあの人生の中で、まあ例えば、うん、うん、学生時代だったらね、偏差値を、えー、上げたいっていう目標を持つとするじゃないですか。で、この偏差値というのはカノニカルゴールなんですよね。もちろんあの今の日本の入試を前提にしますと偏差値を上げないと通らないよと。だから先生があの『お前もっと勉強しろよ』とか『偏差値上げろよ』っていう塾の先生もね、あの偏差値上げるためになんかいろいろ、えー、教えてくれたりするってことあると思うんですけども。でも本当の学ぶ喜びは偏差値を上げることじゃないんですよね。で、一番理想的なのはあの子供が、えー、好奇心を持って、そしてあのいろいろ学んでいるうちに、えー、まあいろいろもう夢中になって勉強して時間忘れて、ああそうかって、であのふっと気づいてある時あの模試をやってみたら偏差値が高かったと、より上がっていたと。これがあの理想だと思うんですよね。で、そうじゃないとやっぱ持続可能じゃないというか本物の学力、知性はつかないと私は考えるんですが。で、この時の子供が夢中になって好奇心を持って勉強する、これが生きがいなんですね。で、その結果偏差値が上がるというのは仮の目標にすぎないわけです。大人になっても例えばね、あの『お金を儲けたい』ってことがあるとするじゃないですか。でもね、お金を儲けるということは、えー、あくまでも仮そめの、えー、目標、プロキシゴールなんですよね。ですからあのなんか例えばね、仕事一生懸命面白くてやって、で人々のためになること、あ、会社のためになることを一生懸命やって、その結果評価が上がって、例えば会社で昇進して給料も上がるとか、あるいはその、えー、自分でお仕事されてる方だったら、そのまあね、たくさん儲かってふっと気づいたらお金があるっていうのは望ましいことなんですけども。これはその仕事をしてるってことが、まあ生きがいになるわけですよね。その生きがいというのはその何かのために、何かの目標の数値目標のためにやるというよりは、えー、まあそのそのその仕事自体をやること自体が喜びになるという。で、そういう形でその、えー、まあ目標設定をすると、うん、非常に長続きするし楽しいしってことになるわけですね。ところがその外部的なその指標から、えー、いろいろですね、えー、自分の行動をまあやっていくと短期的にはいいのかもしれないんですけど『売上これにするぞ』っていうね。だけど中長期的にはやはり、えー、なかなか続かないし、えー、発展がないと。だから仕事を生きがいにできたら結果はついてくると思うんですよね。売上とか利益とか、えー、あるいは、えー、何でしょうかね、給料とか。でもそれは、あの、プロキシゴール、えー、カノニカルゴールに過ぎないんですね。で、これはですね、実はあのチャールズ・グッドハートというですね、えー、まあイギリスの経済学者がいまして、彼がグッドハートの法則、グッドハートの法則ということ言っていて。それ何かっていうとですね、あのある基準が数値基準が、えー、目標になるとそれはもはやいい基準ではないということをグッドハートは言ってるわけです。例えばあのある国の、えー、経済運営がうまくいって、その結果例えば外国為替市場とか株式、株価とかですね、そういうもの、あるいは消費者物価指数とかそういうものが望ましい範囲に、えー、落ち着くとそれはいいことなんですけども。最初からその例えば、うん、外国為替市場におけるレートだとかですね、株価だとか、えー、物価指数をターゲットにしてやるとそれはいい、えー、結果をもたらさないという経験則を言ってるわけですけども。これ人間も同じなんじゃないでしょうかね、皆さんね。学生の間、まあ偏差値ばっかり言っちゃったりとか、えー、会社がその、うん、えー、売上ばっかり言ったりとか、えー、利益ばっかり言ったりとか、そうなってくるとこれなかなかいい結果をもたらさない。そうでなくて実質最もその、えー、純粋なピュアな、えー、喜びを、えー、追求する、生きがいを追求することによって、えー、結果としてそのプロキシゴールズ、えー、仮の目標の数値も上がると。これがですね、僕はの、えー、本質だと思っています。
で、これは今ですね、えー、理論的にとかいろんな形で研究しているところでございます。で、この、えー、このような形で生きがいが、えー、定義されると、これAIと人間の関係においても非常に重要な意味を持ってくるわけですね。つまりAIは、えー、そういう意味での、を持っているわけではない。生きる喜びってのは、アーティフィシャル、人工生きがいってのができるかどうかってのはまだ理論的には分かんないんですけど、やっぱりある目標があるわけですね、数値目標、エバリュエーションファンクションって言って。それに合わせて、えー、最適化していくのが人工知能なんで。で、まあその辺りが人間との違い。じゃあ生きがいを持つのは人間だけなのかってことになる。おそらく現時点ではイエスなんじゃないんでしょうか。ってのは生きることそのものなんでね。じゃあそれはどう理論的に定義できるのか。そしてエンジニアリング的に、えー、実装できるのかっていうのは非常に面白い問題だと思っています。その辺りをですね、まあ『生きがい』、えー、さっきも言いましたようにドイツで累計ベストセラー34週。えー、最近私はだから日本、ビッグインジャパンというよりもビッグインザワールドみたいな感じになってて、日本ではどっちかっていうと皆さんいろいろなんか文句言ってて、すいません私の不徳の致すところなんで。外国の方が、あの、どちらかというと評判が良くなってきてる感じなんですが、えー、まあでもその『生きがい』の提唱者としてはちょっと責任を感じていて、是非ちょっと、えー、そこら辺を整理していきたいなと思っています。えー、一方ですね、ってもちろんもっと気楽な。今のは理論的に非常に事態の最重要課題というか人工知能の問題のど真ん中に『生きがい』があるという意外な展開になってるわけですけど。それはそれで僕が一生懸命やりますので、えー、一人一人のやっぱ生きがいを追求するってことはですね、是非皆さん、えー、やっていただきたいなと。まあその大崎の、えー、宮城の大崎の研究で有名な研究ですけど、『生きがい』がある人の方がない人よりも、えー、健康寿命が長いと。うん、特に心臓血管系の、えー、病気が減るという有意に減るというですね、そういうことがあります。是非日本の母国なんでね、まあ世界的に注目されてる一人一人が生きがいを持つってことが大事だと思いますし、企業経営でもね、パーパスってことがずっと言われてきましたが、僕は、えー、何年かのうちに、えー、パーパスは生きがいに置き換わるだろうと予測しています。えー、ハーバードビジネスレビューなんかも、えー、『生きがい』ってこと言うようになってくるんじゃないかと思います。まあその辺りについてもね、えー、僕も責任を持っていろいろ、えー、発言したり研究をしていきたいと思っております。長々と『生きがい』についてですね、お話ししました。ボイシはここまでということでね、あの、まあ、がそういうことになってます。
で、今日なんでこの話をしようと思ったかていうと、あの、まあなんかねボイシというところで僕はもう一回野良ラジオってのやってて、えー、昨日もこれカルトなんじゃないかっていうからなんかすごくね、すごく素敵な方々が集まってて楽しいんですけど。で、時々でもそういう方々がなんで日本のニュースはもっともぎけもの『生きがい』があのドイツで34週もう、えー、ベストセラーだってこと取り上げないのかっていう。まあベストセラー1位ですからね、うん、大現象をしてるわけでなんか書いてくれないですよね。あとNHKとかも番組で取り上げてくれないですよね。だからまあ私の不徳の致すところかなと思うんですが、えー、だったら自分でネットニュースにしちゃえばいいじゃないかってことで、あのこれ今ライブドアさんの、えー、ニュース、ライブドアニュースにAIがねまとめてくれるシステムがありますので、あ、『生きがい』のこと話したらあのライブドアニュースにできるじゃんとか思って。あ、じゃあ自分でネットニュースね、日本のメディアが書いてくれないんだったら今年ですね2024年の、えー、今年ベスト、ドイツでベストセラー34週、おそらく年間のノンフィクションベスト1位はほぼ間違いないのではないかと思っていますが、えーっと書いてくれないんだったら自分でニュースにしちゃえってことで今日こういうお話をさせていただきました。あ、えーっと日本語訳は新潮社から出てますのでもしよかったら興味があったら読んでみてください。以上、えー、『生きがい』についてでした。