みなさん、いつも現場で全力を尽くしてくれて、本当にありがとうございます。

毎日の営業の中で、物価の上昇や人手不足の厳しさを、誰よりも肌で感じているのはみなさんだと思います。仕入れの伝票を見て「また上がったか」とため息をつく日もあるでしょう。シフトが埋まらない中で、少ない人数で回してくれている日もある。その中で踏ん張り続けてくれていること、僕は心の底から感謝しています。

だからこそ今日は、この厳しい時代をどう乗り越えるか——そしてどう「卓越」していくかについて、僕が考えていることを正直に書きたいと思います。

まず、現実を直視しよう

いま飲食業界は本当に厳しい局面にあります。

物価高。仕入原価の上昇。人件費の高騰。エネルギーコストも上がり続けている。どれも僕たちの努力だけではコントロールできない外部環境です。お客さまの財布の紐だって、当然きつくなっている。

こういう状況が続くと、頭の中でこんな会話が始まりがちです。

「値上げしたらお客さん離れるよな……」

「人が足りないから、このくらいのサービスが限界だよ」

「利益なんて出ないし、耐えるしかない」

「うちみたいな規模じゃ、どうしようもないよ」

正直に言うと、僕自身もこういう声が頭をよぎることがあります。経営者だって人間だから。

でも、この「諦めの会話」「ごまかしの会話」に飲み込まれたら、そこで終わりなんです。状況が厳しいのは事実。でも、その事実にどう向き合うかは、僕たち自身が選べる。

「可能性の会話」を選ぶ

同じ厳しい状況を目の前にして、こう問いかけてみたらどうなるか。

「この状況だからこそ、お客さまに“ここに来てよかった”と思ってもらえる理由を作れるとしたら?」

「コストが上がった分、それ以上の価値を提供できるとしたら、何ができるだろう?」

「人が少なくても、チームの連携と工夫で今まで以上の体験を届けられるとしたら?」

「この逆風の中で、むしろ僕たちが選ばれる存在になれるとしたら?」

これが「可能性の会話」です。